2021年1月8日付けで、マドプロによる国際登録で使用するWIPO提出用のフォーム類(MM2フォームなど)が更新されました。
といっても、記入する内容自体はあまり変わっておりません。
今までのフォームでは入力がしにくい箇所もありましたので、使い勝手がよくなっています。
フォーム類の刷新に合わせて、本ウェブサイト内のページ「マドプロの手続きの流れ」を一部更新いたしました。
上部ナビゲーションの「商標サービス」 → 「外国での商標出願・マドプロ出願」 → 「マドプロの手続きの流れ」からも、ご覧いただけます。
上述以外の、マドプロに関する手続きの変更
変更されたのは上述のフォーム類の形式だけではありません。
その他にも、主な変更点として、以下が挙げられます。
- 2021年2月1日以降、出願人及び代理人それぞれのEメールアドレスの記載が必須となりました。
- MM2フォームへの押印・署名が不要となりました
: 署名欄がなくなったわけではなく、日本国特許庁の押印見直しの一環として、日本国特許庁にMM2を提出するにあたっては、押印・署名は必須ではなくなったということです。空欄で問題ありません。
今まで、WIPOから送付される国際登録証その他通知については、郵送での受領を選択することができました。
新型コロナウィルスの影響で、国際郵便配達サービスの遅延が各国で見られ、航空便での配達ができない国もあります。
新型コロナウィルス禍の終息が見通せない中、郵送による通知を続けるのは、無理があるのでしょう。
2021年2月1日以降、WIPOから送付される通知については、Eメールアドレスが提供されていない場合やEメールアドレスが受信不能の場合を除き、すべてEメールでなされます。
コメントをお書きください