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インドネシアの商標について、お知らせを書く前に、、、
インドネシアの国旗、上のどれだかわかりますか?
答えは、1番。
2番はモナコ、3番はポーランドです。
3つとも分かった方、素晴らしい!
インドネシアとモナコの国旗の違いは、縦横比だそうです。
インドネシアは、2:3
モナコは、4:5
ちなみに、ポーランドの国旗は、赤と白が上下逆で、縦横比は5:8。
次にこれらを見ても、またどれがどの国の国旗かわからなくなっていそうですが。
インドネシアのマドリッド協定議定書への加盟
2ヶ月ほど前に当ブログで、タイのマドリッド協定議定書(マドプロ)への加盟をお知らせしたばかりですが、インドネシアもマドプロへの加盟が決定しました。2018年1月2日に発効します。
インドネシアで商標権を取得したい場合、今まではインドネシアに個別出願をするしか方法がありませんでした。しかし、マドプロの加盟国となることにより、2018年以降は、
- インドネシアに個別出願する
- マドプロによる国際登録出願をして、インドネシアを指定国として指定する
(既に国際登録をお持ちの場合は、インドネシアを事後指定することもできます)
という、2つのルートによる商標登録が可能になります。
この2つのルートの違いについては、こちらをご参照下さい。
「商標サービス」→「外国での商標出願・マドプロ出願」からでも、開くことができます。
ASEANとマドプロ加盟について
東南アジア諸国連合(ASEAN)とは、東南アジア10か国からなる共同体です。
現在、インドネシア、カンボジア,シンガポール,タイ、フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオスの10か国が加盟しています。
ASEANでは、2015年にASEAN経済共同体(AEC)を結成しました。
ASEAN地域の更なる経済発展を目指し取り組みを進めています。
その一環として、ASEAN各国における「知財ビジネス環境」強化の観点から、マドリッド協定議定書(マドプロ)への加盟についても目標として定め、その達成に向け制度の整備、準備等を進めていました。
ASEAN各国のマドプロ加盟状況
マドリッド協定議定書へは、シンガポール、ベトナム、フィリピンの順で加盟し、その後、2015年にカンボジア、2016年にラオス、2017年にブルネイで発効しました。
続いて、上述の通り、今般2017年にタイ、インドネシアが寄託を完了しています。
これにより、2018年初旬には、ASEANに加盟する10か国のうち、8か国がマドプロへの加盟国となります。
まだマドプロへの加盟が決定していないのは、残り2か国で、マレーシアとミャンマーということになります。この2か国についても、2018年中の発効に向け、着々と準備が進められているようです。
【参考資料】
外務省HP http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/asean/index.html
経済産業省HP http://www.meti.go.jp/press/2017/05/20170517001/20170517001.html
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